YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は11月2日、大阪市中央区にビル建築商品専門のプレゼンテーションスペース「AZ five OSAKA」をオープンしました。
本施設は、主にオフィスビルやマンションなどのビル建築向け商品を展示し、窓や玄関ドアなどの開口部技術・システムを体感・検証・提案するためのプロユーザー(建築・建設業界関係者)や、プロユーザー同行のビル建築オーナー(マンション管理組合など)向けプレゼンテーションスペースです。2003年に開設した「AZ five TOKYO」(東京都文京区)に続き、西日本エリアでは初の展開となります。


近年、関西圏をはじめとする西日本エリアでは都市再開発や建替え需要が活発化しており、あわせて建築物の省エネ化(ZEB推進など)や防災性能向上へのニーズが高まっています。こうしたニーズに応えるとともに、重点テーマとして掲げる「改装事業の強化」を推進する拠点として、交通利便性の高い大阪市中央区に本施設を開設。お客様のイメージを「カタチ」にし性能を「実感」できる場として、建築計画の初期段階からの仕様検討や打ち合わせを行う場として開口部のプラン作りに活用いただけます。
さらに施設内には施工研修施設「GT-Lab大阪」を併設し、商品提案だけでなく施工技術の習得や技能者育成の場を提供することで、施工品質向上や建築業界の課題である技能者不足の解消にも貢献します。
【主な展示】
ビル建築向けの窓・玄関ドアやカーテンウォール(※1)に加え、改装に特化した商品など約90点を展示しています。
集合住宅向け「マンションコーナー」では、基幹商品であるアルミサッシ「EXIMA 31」や高断熱なアルミ樹脂複合窓「EXIMA 55」などを展示。「玄関ドアラックコーナー」は、実物大サンプルをフルラインアップで展示し、実際に見て・触って・デザインを見比べながら検討できる空間です。
「マンション改装コーナー」では、改装専用商品展示のほか、壁を壊さずスピーディーに最新の窓へ更新できる「GRAF(グラフ)工法」(※2)について、施工イメージや納まりの実物展示で紹介しています。
さらに、ガラスの種類による断熱性能の違いを体感していただけるよう、単板(1枚)ガラスと高断熱ガラス(真空ガラス、トリプルガラス)の熱の伝わり方の違いを比較できる「高断熱ガラス比較体感機」を設置しました。また、地震発生時に枠が変形した場合でも扉が開かなくなる事態を軽減する玄関ドアの「対震仕様」を体感できる「対震体感機」も備えています。
今後は更に、展示商品や断熱・遮熱・遮音・結露などを体感できる「体感ゾーン」の拡充を予定しています。お客様の開口部プラン作りのサポートを強化してまいります。

マンションコーナー
玄関ドアラックコーナー
マンション改装コーナー

高断熱ガラス比較体感機
対震体感機
【施工研修施設「GT-Lab大阪」】
館内には、施工技能者の育成と施工品質向上を推進するため、施工研修施設「GT-Lab大阪」を併設しました。実際のリビングを想定した「実践ブース」を設け、施工現場での実測手法やマナー研修、現場養生研修などの実例研修を実施予定です。また、「GRAF工法」に関する最新情報や改修工事の基礎知識を学ぶ「座学ブース」のほか、「GRAF工法」の実技を直接体験できる施工研修架台を完備し、スキルアップや知識の向上に活用します。
YKK APでは、製品自体の「商品力」に加え、それを確実に納める「現場施工力」を重要と捉えています。本施設を社員研修に活用するとともにプロユーザー向けの研修も実施することで、流通店と一体となって「現場力・施工品質」の向上を目指すとともに、施工技能者不足の解消やお客様に対する高い付加価値の提供に取り組みます。

実践ブースと施工研修架台
リビングを想定した実践ブース内
【施設概要】

<フロアマップ> ※2026年11月2日時点

※1:高層ビルなどで用いられる建物の床や屋根などの荷重を直接負担しない非耐力壁のことで、その構成部材にアルミやガラスなどの材料を用いて作られる外壁です。
※2:既存の窓枠の上から新しい窓枠を被せて取り付ける、YKK AP独自の窓改修工法(カバー工法)。外壁や内装を壊さずに室内側から短時間で施工できるため、建物の利用者や住人が利用・居住しながら最新の窓へリフォーム・改修できる点が特徴です。