「2022年度大阪府港警察署広報大使委嘱式」が3月23日、天保山の「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」（大阪市港区海岸通1）で行われた。

レゴブロックでパトカーを作る園児

　レゴランド・ディスカバリー・センター大阪が大阪府港警察署（同市岡1）と年間パートナーシップを結び、府民に交通安全啓発を行う。委嘱式では、同施設の公式キャラクター「バーティ」が同警察署の広報大使に就任し、同警察署の松下佳高署長から「広報啓発大使」のたすきを受け取った。会場にはアニメ「レゴシティ」のキャラクター「ポリス」や大阪府警察マスコットキャラクターのフー君とケイちゃんも駆け付けた。

　同施設が4月1日から開催する「レゴシティイベント」では同警察署とのコラボコンテンツを展開。レゴ職人「マスター・モデル・ビルダー」がレゴブロックで作成する同警察署庁舎の展示や交通安全メッセージの掲示、全問正解でバッジを進呈する交通安全クイズ、パトカーと警察署をレゴブロックで作るワークショップなどを行う。23日には、近隣の幼稚園に通う園児を招待し、一足早くイベントを楽しんでもらった。

　同警察署の脇坂英樹交通課長は「実際の体験を通して楽しく交通ルールを学んでほしい」と話す。同施設を運営するマーリン・エンターテイメンツ・ジャパン（東京都港区）の井上忠浩社長は「地域貢献を思案している時に、ちょうど港警察署からオファーをもらった。官民共同の啓発活動で安全意識を高めることで交通事故が減れば」と期待を寄せる。