プレスリリース

【11月14日開催・参加無料】中性脂肪は血液中の数値だけではない 細胞内代謝に迫る学術集会 ―中性脂肪学会 第8回学術集会を大阪で開催―

リリース発行企業:一般社団法人中性脂肪学会

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中性脂肪学会 第8回学術集会
中性脂肪といえば、健康診断で測定する血液中の数値を思い浮かべる人が多い。一方、細胞内で中性脂肪がどのように分解され、心臓や血管の働きに関わるかを探る研究も進んでいる。一般社団法人中性脂肪学会は11月14日、大阪大学吹田キャンパスで第8回学術集会を開き、基礎研究から臨床、患者支援まで幅広いテーマを取り上げる。
今回のテーマは「トリカプリン(トリスデカノイン)の基礎と臨床」。若手シンポジウムでは、トリカプリンと生命活動の関係を探る研究のほか、心房細動モデルマウスや腹部大動脈瘤に関する研究、トリカプリンを用いた臨床試験などが発表される。細胞レベルの知見が疾患の理解や臨床研究へどうつながるのか、複数の段階から検討するプログラムだ。



心血管病を細胞内の中性脂肪代謝から捉える
動脈硬化性冠動脈疾患をめぐる近年の議論を踏まえた特別講演、心血管病と細胞内中性脂肪代謝、心アミロイドーシス診療に関する講演を予定する。中性脂肪学会、日本心臓核医学会、厚生労働省TGCV研究班の合同企画では、BMIPP洗い出し率に関する全国多施設共同前向きレジストリ研究が紹介される。測定法の標準化や全国的なデータ蓄積に向けた課題も議論される見込みだ。
TGCVの診断研究と患者支援も議題に
中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)は、細胞内の中性脂肪分解障害によって心筋や冠動脈の細胞に中性脂肪が蓄積し、心臓や血管の病気につながる難治性疾患とされる。難病克服シンポジウムでは、TGCVに関連する冠攣縮や心不全、末梢血の特徴を調べる研究、心臓MRIによる評価などが取り上げられる。
血管の拡張性などを測定するViewWave(サラヤ株式会社)をTGCVの早期診断につなげる可能性も発表テーマの一つで、疑い例を専門医につなぐ入口となり得るかを議論する。
集会では、TGCV患者会、研究班、学会による「TGCVの早期指定難病化を実現するための」合同決起集会も予定する。学術的な発表に加え、患者や家族の声を共有し、研究・診療の成果を支援につなげるための課題を話し合う場となる。

開催挨拶で会長の平野賢一氏(大阪大学大学院薬学研究科 中性脂肪学共同研究講座)は、研究者、医療者、患者・家族、企業を結び、新たな研究や連携につながる一日にしたいとの考えを示している。
学術集会は大阪大学吹田キャンパスでの現地開催とWEBライブ配信を組み合わせたハイブリッド形式。参加費は無料で、事前登録が必要となる。研究者や医療関係者に限らず、患者・家族や一般の関心層も参加できる。
開催概要
日時:2026年11月14日(土)9:00〜18:00
会場:大阪大学吹田キャンパス 日本財団感染症センター 1階 大ホール(大阪府吹田市山田丘1番10号)
参加費:無料(現地・オンラインとも事前登録制)
参加登録・詳細:中性脂肪学会 第8回学術集会 https://tgbm.org/conference/8th-scientific-session/
主催:一般社団法人 中性脂肪学会
共催:厚生労働省難治性疾患政策研究事業 中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)研究班
お問い合わせ:中性脂肪学会 第8回学術集会 事務局 office@tgbm.org