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海遊館で「住」テーマの企画展 13種115点の魚の「生きる工夫」見せる

「海に住んでる夢を見る展~魚と私のふしぎなおうち~」

「海に住んでる夢を見る展~魚と私のふしぎなおうち~」

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 海遊館(大阪市港区海岸通1、TEL 06-6576-5501)エントランスビル4階で3月15日、企画展「海に住んでる夢を見る展~魚と私のふしぎなおうち~」が始まった。

地球を表現した球体の「アクアポニックス」

 「サメ」「魚の顔」など毎回テーマを変えて特別展を開催し、生き物と自然環境の面白さを伝えている同館。今回は「住(すまい)」をテーマに、貝殻や海綿を背負って身を隠す「カイカムリ」や、イソギンチャクと一緒に暮らす「カクレクマノミ」など、生きる工夫や暮らし方が特徴的な魚を展示する。

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 会場には13種約115点の魚を展示。「群れる魚」を「Boids(ボイド)」と呼ばれるシミュレーションプログラムで再現した壁面映像や、客の動きに合わせて足元に魚の群れが集まってくるインタラクティブなデジタルインスタレーションなど、展示にも工夫を凝らす。植物と生き物を同じシステムの中で育てる循環型栽培の「アクアポニックス」は直径約2.2メートル、高さ2.2メートルの球体で、生き物全ての「住」である地球の循環と共生を表現した。

 会場は4つのブースに分かれる。会場の床は、入り口から出口に向かってじゅうたんからタイル、人口芝生、フローリングへと移り、ブースの間は異素材のカーテンで仕切るなどして、魚の住まいと人間の住まいが溶け込むことを意識した。会場には解説をほとんど設けず、代わりに劇作家の石神夏希さんによるキャプションで、独特の空気感を演出。解説は会場外に展示し、展示物のちょっとした答え合わせが楽しめるようになっている。

 広報担当の山田樹子さんは「解説がほとんど無い特別展。人それぞれの感じ方で魚と人の住まいについて考えるきっかけにしてもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~20時。2020年1月7日まで。

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