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泉南のホテルにレジを設けないウォークスルー型無人店舗 人手不足解消目指す

ホテル一階のレジを設けないウォークスルー型無人店舗

ホテル一階のレジを設けないウォークスルー型無人店舗

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 「住一(じゅういち)HOTEL関空店」(大阪府泉南郡田尻町)1階に3月7日、レジを設けない24時間営業のウォークスルー型無人店舗がオープンした。

2次元コードをゲートにかざして入店

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 訪日誘客や越境EC支援などを手がけるインタセクト・コミュニケーションズ(千代田区)と、無人販売店舗のシステム開発や運営サポートなどを手がける「Cloudpick Japan」(東京都中央区)が共同で運営する同店。宿泊や飲食業界の人手不足解消を目的に、関西国際空港(泉佐野市泉州空港北1)に近い同ホテルに出店を決めた。インタセクト・コミュニケーションズのタン・ユーフェン社長によると、ウィークスルー型の無人店舗の開設は関西初という。店舗面積は約45平方メートル。

 利用客は、専用ウェブサイトに決済方法を登録し、表示された2次元コードを出入り口2カ所に設置したゲートの端末にかざして入店する。商品を手に取ってゲートを通り退店すると、オンラインで自動的に会計が終了する。店内に設置したカメラ約20台や商品棚の重量センサーのデータをもとに、AIが誰がどの商品をいくつ手に取ったかを識別する。

 商品は、ドリンクや菓子、日用品など約400種類をそろえる。ゲートの音声案内やスマホの画面表示などは、日本語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語に対応する。支払いは後払い方式で、クレジットカードのほか、PayPay、WeChatPayなどキャッシュレス決済にも対応する。

 タン・ユーフェン社長は「地方に行った際、夜になると営業している店が少ないことに気付き、なんとかできないかと思ったのが出店のきっかけ。インバウンド業界の人手不足解消につなげていきたい」と話す。

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