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住之江の大和川河川敷でエコイベント 廃材使ったファッションショーも

500人の子どもの笑顔をプリントした「笑顔ドレス」

500人の子どもの笑顔をプリントした「笑顔ドレス」

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 エコイベント「すみのえSDGsアクション大和川スマイルプロジェクト」が4月2日、住之江区平林周辺の大和川河川敷で開催される。

大阪モード学園の学生が制作する「SDGsドレス」

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 地元ライオンズクラブと「大阪・関西万博『TEAM EXPO 2025』プログラム 共創パートナー」のNPO法人「MERRY PROJECT(メリープロジェクト)」(東京都港区)が中心となり、初開催する同イベント。大和川再生を目指すボランティア活動の認知拡大と開催2年前となる2025年大阪・関西万博の機運醸成を図ろうと実施する。

 イベントの目玉は、「大和川の再生」と「SDGs」をテーマにした「サスティナブルファッションショー」。袋菓子のパッケージやペットボトルのキャップなど大和川に捨てられていたプラスチック廃材や住之江区民から集めた廃材を縫い合わせ、「大阪モード学園」(大阪市北区)の学生69人が制作した「SDGsドレス」17着のほか、500人の子どもの笑顔をプリントした直径10メートルの「笑顔ドレス」を披露する。

 河川敷沿いの「陶板画ストリート」と82本の桜が見頃を迎える「サクラロード」では、子どもの笑顔をプリントした傘100本や、来場客が制作する万博公式キャラクター「ミャクミャク」の塗り絵を並べる。大阪市の水環境と海洋プラスチック問題についての講義や、大和川水質チェックの実験を行う「SDGs環境授業」のほか、河川敷に落ちているごみを拾う「大和川クリーンアップ大作戦」を実施する。

 同イベント事務局の東みゆきさんは「大和川再生のためにボランティアを行う意義を知って、学んで、体験できるイベントをそろえている。2025年大阪・関西万博開催2年前を記念するイベントとしても、大阪湾に注ぐ大和川をきれいにして、その先の夢洲で開催される大阪・関西万博を盛り上げられれば」と話す。

 開催時間は13時~16時。参加無料。

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