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USJ近くに「海上コンテナホテル」 遊休地の新しい一時活用を提案

「TORACO konohana」

「TORACO konohana」

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 大阪・此花区に10月31日、海上コンテナを活用したホテル「TORACO konohana」(大阪市此花区島屋3、TEL 06-7506-9869)がオープンした。運営は、サンタベル(大阪市中央区)。

全客室異なるデザイン

 全国でも珍しい、移動可能な海上コンテナを活用した同ホテル。1基(約14平方メートル)で2人、2基連結(約29平方メートル)して、4~5人で宿泊できる客室を用意する。宿泊料金は、1棟貸しで最低料金は1人=5,000円。

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 コンテナは、中国から輸入したものを約2カ月半かけて完成。屋根部分に木材を設置して太陽光による温度上昇を抑制、室内にも断熱材を採用して保温性を保つなどして、ホテル仕様に仕上げた。担当の山口浩司さんは、コンテナ活用について「土地の形状に左右されない建物配置が可能。現場設営が短いため近隣への影響が少なく、移築時の解体作業も不要」と利便性を語る。

 ホテルは、USJから徒歩圏内の立地に位置し、遊休地の新たな一時活用を提案。近隣にシティホテルが立ち並ぶ中、「女子会やオフ会、ファミリーなどのグループ使いを想定。友人の家に遊びに来たような、親しみ感のあるホテルに仕上がった」と山口さんは話す。全5室の客室は、北欧風や西海岸風など全て異なるデザイン。外壁のペイントは、現代アーティストの越ちひろさんが手掛けた。

 次の日もゆっくりできるように、チェックアウトは12時に設定。「日中遊び疲れた客に癒やされてほしい」と、ユニットバスは広めの造りで湯船にゆっくり漬かることができる。フットマッサージ機も常備。そのほか、長期宿泊客向けに、洗濯機・乾燥機や、ミニキッチンのほか、貸出しアイロン、貸出し調理機具、買い出しに便利な貸自転車も用意する。

 山口さんは「ノウハウを蓄積できたので他の遊休地でも活用したい。災害時の被災地活用などの社会貢献もゆくゆくはできたら」と意気込む。