日本酒イベント「第3回 和酒フェス＠大阪ベイタワー」が7月9日・10日、大阪ベイタワー（大阪市港区弁天町1）2階アトリウムで開催される。

100種類以上の日本酒を飲み比べできる

　「季節を感じながら、旬の和酒と食、日本文化を楽しむ利き酒祭」がテーマの同イベント。全国20酒蔵の日本酒100種類以上を飲み比べできる。2019年8月の前回開催では1日で約1000人が参加し、20～30代女性の1人参加も多かったという。新型コロナ禍の影響で3年ぶりとなる今回は、2日間で来場者数1600人を目指す。

　会場では、入場時に配布するプラスチック製のちょこに日本酒を注ぎ提供する。「三重の寒梅」の「丸彦酒造」や奈良県の「長龍（ちょうりょう）酒造」など4酒蔵が初出店するほか、山形県の「米鶴酒造」や岐阜県の「三輪酒造」、鳥取県の「千代むすび酒造」など全国14県の酒蔵が参加する。

　日本酒に合う地方の特産品を使った料理や瓶詰めの日本酒のほか、容量30ミリリットルの木製杯「キキダルマ」や日本酒に関する豆知識をイラスト付きで描いた「日本酒トランプ」などイベント限定グッズの販売も行う。和太鼓ミュージシャン・井上姉妹によるパフォーマンスやタレント・吉川亜樹さんのトークショーなどイベントの開催も予定する。

　日下部耐史実行委員長は「甘口の吟醸酒や冷酒など初夏に合うフレッシュな日本酒をそろえる。蔵元との交流も楽しんでもらい、酒業界が盛り上がるきっかけにもなれば」と話す。

　開催時間は12時30分～14時45分、15時30分～17時45分の2部制。前売り券は3,000円（定員数に達し次第販売終了）。