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朝潮橋に四季をテーマにした「デザート専門店」 夫婦で開業

デザート専門店「デザートプレイス シキサイ」オーナーシェフの平山信行さんと妻・彩苗さん

デザート専門店「デザートプレイス シキサイ」オーナーシェフの平山信行さんと妻・彩苗さん

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 デザート専門店「デザートプレイス シキサイ」(大阪府大阪市港区田中3、TEL 06-4394-7240)が12月1日にオープンして、約2カ月がたった。

12種類のケーキが並ぶショーケース

 製菓学校でのフランス研修で出会った平山さん夫婦が経営する同店。オーナーシェフの信行さんは、ザ・リッツ・カールトン大阪でレストランパティシエ、旧軽井沢ホテルでシェフパティシエを務めた後に渡仏。ミシュラン2つ星「ル ムーリス」にて修業するなどのキャリアを積む。2018年には「クリームチーズコンテスト デセール部門」で、全国3位を獲得。同店での商品開発を手掛ける。

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 店舗は、大阪メトロ中央線・朝潮橋駅から徒歩6分の位置に構える。「店前に広がる八幡屋公園の自然豊かなロケーションが、出店の決め手となった」と信行さん。外観・内観共に洗練されたたたずまいで、店に入るとスイーツの色味がより一層映える空間に仕上がっている。

 店内には、ケーキやベイクなど種類豊富なスイーツが約30類種そろう。より広い意味で捉えられる「デザート」にこだわり、「デザート専門店」と定義づけた。ショーケースには、店名に込められた「旬の食材を採用し、食材本来の香りと色彩を大切に、四季を感じるお菓子作りを心がける」という思いが形になったスイーツが行儀よく並ぶ。「店舗名の『シキサイ』にはもう一つ意味があって」と、照れながら話す信行さん。妻の彩苗(さなえ)さんの名前「彩」から取ったものでもあるという。

 デザートケーキは、手に取ってそのまま食べられるようなサイズ感が特徴。価格帯は330円~と、手の届きやすい価格に設定する。ケーキの断面を地層に見立て「地層シリーズ」、エクレアの皮が樹皮に見えることから「樹皮シリーズ」、ナッツや果実を使用することの多いパウンドケーキは「実(みのり)シリーズ」と、自然由来のものからシリーズ名を命名。ショーケースでは、左から右に「地層」「樹皮」「実」へと展開する配置を意識した。

 そのほか、「薫製チーズケーキ」(3,300円)や、「濃縮ロールケーキ」(1,650円)のほか、フィナンシェや、メレンゲなどの焼き菓子も提供。独自の製法で作る「フルーツキャラメル」も用意する。オープンしてから約2カ月、「3日連続で同じケーキを購入するお客さまもいらっしゃった」(信行さん)と話すほど、着実に常連客を増やしている。

 信行さんは「お客さまの声を常に取り入れながら店作りをしていきたい。皆さまの毎日の暮らしに彩りを添えることができれば」と話す。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休(祝日と重なれば営業)。