「ふるさと納税自動販売機」が12月23日、関西空港内の「ホテル日航関西空港」（泉佐野市泉州空港北）1階フロント横に設置された。

タッチパネルで寄付額を選べる

　設置されたのは、泉佐野市のふるさと納税専用の自動販売機。その場で寄付と返礼品の受け取りが同時にできる。同市によると、「ふるさと納税自動販売機」が設置されるのは大阪府内初で、空港内に設置されるのは全国初という。

　寄付は、タッチパネルで1万円～30万円の8種類から寄付額を選択し、住所と名前を登録してもらう。返礼品の受け渡しはホテルのフロントが行い、クレジットカード決済後に発行される引き換えシートが必要になる。返礼品は寄付額の3割に当たる金額分の同ホテル利用券。発行日から1年間を期限に、宿泊やレストラン2店の支払いに使える。税の控除に必要な書類は後日、郵送する。

　泉佐野市職員の中嶋洋介さんは「自販機を通じて、ふるさと納税をより身近に感じてほしい。泉佐野市に関心や興味を持ってもらい、訪れる人が増えることを期待している」と話す。

　利用時間は9時～21時。