プレスリリース

【新施設オープン】若手医療従事者・医療系大学生の未来を支える!全国初のメンタルヘルス専門支援施設「ワンモア森之宮・大学前/ONEMORE BASE」開設

リリース発行企業:NPO法人日本学び協会

情報提供:

NPO法人日本学び協会ワンモア(代表:芳賀大輔)は、若手医療従事者および医療系大学生のメンタルヘルス不調という深刻な社会課題に対し、包括的な支援を行うため、大阪に新たな事業所(ワンモア森之宮・大学前[就労移行支援]/ONEMORE BASE[自立訓練])を開設いたしました。
本事業所は、若手医療従事者および医療系大学生を専門に支援する、全国初の専門施設として、医療・教育現場の実情を熟知した経験豊富なスタッフが、復職・復学への思いの実現をサポートします。


事業所内

◯ なぜ開設したか
現代の医療現場では、長時間労働や過重な責任によって心身のバランスを崩し、現場を離れざるを得ない医療従事者が増加しています。一方、医療系大学生においても、過密なカリキュラムや厳しい実習のプレッシャーにより、学業の継続が困難となるケースが見受けられます。こうした現状を直視し、「再びキャリアを歩み出すための支援が必要だ」と感じた結果、当法人は事業所の開設に踏み切りました。

◯ 医療・福祉業界の現状
厚生労働省の調査(令和5年労働安全衛生調査)によれば、連続1か月以上休業した労働者がいる事業所の割合は、全体平均13.5%に対して17.6%と高い水準にあります。さらに、精神障害に関する労災請求件数は全体で2,683件、そのうち医療・福祉業界は624件、支給決定件数も164件という結果が出ており、現場の深刻な状況が示されています。また、令和2年3月卒業の新規学卒者の3年以内離職率は、全産業平均31.2%に対して医療・福祉業界では38.8%に達するなど、特に若年世代の医療従事者の離職は深刻な課題となっています。
他方、文部科学省の報告によると、大学生の休学理由のうち、精神疾患が占める割合は12.6%に上るとされ、大阪大学の調査では学部生の10.3%がメンタルヘルス不調を理由に休学していることが明らかになっています。特に医療系大学生は、臨床実習や国家試験などの負担が大きいため、リスクがさらに高いと考えられます。

◯ 当事業所の強み
当事業所は、医療・教育現場の実情を熟知した経験豊富なスタッフが、復職・復学支援に必要な根拠ある支援体制を提供します。

1. 大学と連携した根拠ある支援体制
当事業所では、SCIT、認知リハビリテーション、認知行動療法など、科学的根拠に基づいた支援法を幅広く展開しています。専門スタッフが個々のニーズや課題に合わせた支援を行い、対象者の「復職/復学」の実現を目指します。

ビル正面の看板

2. 病院・大学との連携による復職・復学支援
当事業所のスタッフは、作業療法士、公認心理士、精神保健福祉士などの専門職で構成されており、病院や大学の現状を熟知しています。これにより、復職・復学に向けた連携がスムーズに行われ、実践的な支援が実現します。

3. 共通の悩みを持つ仲間が集う安心の場
対人援助職特有のストレスや、医療系大学生の厳しい学校生活に起因する悩みを共有する場として、利用者同士が気軽に交流できる環境を提供しています。「自分だけではない」「ここに来ると心がほっとする」「前に進む勇気が湧いてくる」といった、実際の利用者からの声がこの場所の温かさを物語っています。



◯ 施設情報
就労移行支援事業所:ワンモア森之宮・大学前
自立訓練事業所:ONEMORE BASE
大阪市城東区森之宮1-6-85 UR森之宮ビル2階
アクセス:JR森之宮駅徒歩3分、大阪メトロ中央線・長堀鶴見緑地線 森ノ宮駅徒歩3分
◯ 法人概要
NPO法人日本学び協会
代表:芳賀大輔
メール:info-onemore@japlan.or.jp(法人広報)
URL: https://www.1more.jp(法人全体)
   https://1more.site/#(森之宮事業所)

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