バレーボールSVリーグ男子、大阪ブルテオンが5月9日・10日、Asueアリーナ大阪(大阪市港区田中3)でジェイテクトSTINGS愛知に2連勝し、チャンピオンシップ決勝進出を決めた。
レギュラーシーズン44試合で2位の大阪ブルテオンが、3位のジェイテクトSTINGS愛知と対戦した準決勝。ジェイテクトは準々決勝で東京グレートベアーズを破り勢いに乗っていたが、ブルテオンが地力の差を見せつけ、3-0、3-1で2連勝した。
チームのエースでキャプテンの西田有志選手は、得意のジャンプサーブで相手を何度も苦しめ、サービスエースでは第1戦で4得点、第2戦では3得点を決めるなど実力を発揮した。身長196センチの高身長セッターでフランス代表のアントワーヌ・ブリザール選手は、変幻自在なトスに加え、アタッカーのようなスイングからスパイクを決めるなどの活躍を見せた。
10日の試合後、2009(平成21)年からチームに在籍し、日本代表としても長年活躍してきた清水邦広選手がファンに向けて引退のあいさつを行った。清水選手は「本当に長いシーズン、バレーボールをさせてもらった。皆さんの応援があったから、約30年間バレーボールをしてきて、本当に幸せな時間を過ごした。まだ試合が残っている。必ず優勝してきます」と約束した。
清水選手は、2018年、リーグ戦で右膝に重症を負った。1年以上にわたるリハビリを重ねて復帰し、34歳で臨んだ2021年の東京オリンピックではベスト8入りに貢献した。ここまで現役を続けられた理由について「東京五輪の代表は一区切りだったが、(それ以降も)バレーボールへの意欲はあった。西田選手も東京五輪からすごく活躍していて、日本代表で一緒にやっていると『なんか負けたくねえな』という思いが芽生えた。当時、彼はジェイテクト所属だったので、また対戦したいなという思いでバレーボールをやり続けた」と明かした。
大阪ブルテオンは5月15日から、神奈川・横浜アリーナで決勝戦のサントリーサンバーズ大阪と戦う。