エミレーツ航空、関空~ドバイ直行貨物便就航-輸送量の増加に対応

エミレーツ・スカイカーゴの貨物専用輸送機

エミレーツ・スカイカーゴの貨物専用輸送機

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 エミレーツ航空(本社=アラブ首長国連邦)は4月5日、関西空港-ドバイ間に貨物専用直行便の運航を開始する。

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 同社の貨物部門であるエミレーツ・スカイカーゴでは、2012年9月より、ドバイ国際空港(以下、ドバイ)~関西国際空港(以下、関空)~仁川国際空港(以下、仁川)間で、ボーイングB777-F型機による貨物専用便を週1便運行しているが、関空~ドバイ間の貨物輸送需要が堅調に推移していることから、関空~ドバイ直行便に変更する。これにより関空からドバイへの貨物専用便の輸送量が倍増し、毎週100トンの貨物輸送が可能になる。

 エミレーツ・スカイカーゴ日本地区統括部長の赤井健二さんは「日本とドバイ・アラブ首長国連邦のみならず、ドバイをハブとした世界に広がるネットワーク都市へも航空貨物輸送が強化され、高い利便性を提供できる」と話す。

 ドバイは中東、アフリカ、アメリカ、欧州、中央アジアへの輸出において、中継地点としての役割を果たしている。日本からは自動車部品、電気製品、医療機器などのほか、石油やLPガス、液化天然ガス関連企業が中東プラントで使用する大型パイプやローターなどの大型設備物資、競走馬などの動物、レーシングカー、大型車両、大型重機などを輸送。日本へはアフリカや欧州から切り花、マグロやサーモンなどの鮮魚、欧州から医薬品や機器類、インドやブラジルから衣料品などを運んでいる。

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