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海遊館ワモンアザラシ赤ちゃん愛称「ミゾレ」に決定 パネル展も開催

ワモンアザラシ「ミゾレ」 (2021年4月5日撮影)

ワモンアザラシ「ミゾレ」 (2021年4月5日撮影)

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 海遊館(大阪市港区海岸通1)で4月1日に生まれたオスのワモンアザラシの赤ちゃんの愛称が「ミゾレ」に決定した。

ワモンアザラシ「ミゾレ」 (2021年7月27日撮影)

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 全長約55センチメートル、2.44キログラムで生まれたワモンアザラシの赤ちゃん。同館公式のユーチューブやツイッター、ブログでは、すくすくと成長している様子を更新しており、SNSを中心に「かわいすぎる」「私の生きる理由」などと話題を呼んでいた。母親の愛称「アラレ」から、「アラレ仔(アラレコ)」の名で成長を更新していたが、8月1日に愛称「ミゾレ」と名付けたことを明らかにした。

 愛称は、飼育員らがさまざまな思いを込めて考案したという5つの案から募集。7月12日から7月26日までの期間中に2万6432通の投票があり、全体の約43パーセントを占める1万1365票を集めた「ミゾレ」に決定した。由来は、生まれたときの顔が母親の「アラレ」似で、アラレに似た天気のミゾレから来ているという。飼育員らは「皆さまと一緒に愛称を決定できたことを大変うれしく思う」と喜びのコメントを出した。

 現在、ミゾレは順調に成長しており、行動の多様性を引き出すための取り組みや、「北極圏」水槽へのデビューに向けてプールから上陸するトレーニングなどに取り組んでいるという。

 「北極圏」水槽付近では現在、ミゾレの成長過程や前例のない人工保育の取り組みを紹介するパネル展「ワモンアザラシ誕生から 100 日間の成長記録」を開催中。人工保育の裏話や、飼育員の思いをパネルで紹介するほか、ミゾレの成長過程で抜け落ちた実物の白い体毛も展示している。

 パネル展は2022年4月までを予定。入場無料。

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