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りんくうタウンに星野リゾート「OMO」 関空利用客ターゲットに

飛行機のエンジンをイメージした装飾を飾る2階「OMOベース」

飛行機のエンジンをイメージした装飾を飾る2階「OMOベース」

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 ホテル「OMO関西空港 by 星野リゾート」(泉佐野市りんくう往来北1)が3月20日、関西空港の対岸のりんくうタウンに開業する。

周辺のおすすめスポットを記す「Go-KINJO MAP」

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 「OMO」は、星野リゾート(長野県)が北海道・小樽や京都・祇園、大阪・新今宮などに展開する都市型観光ホテルブランド。12館目となる同ホテルは、星野リゾート初のエアポートホテルとなる。訪日客(インバウンド)を中心に、関西空港利用客をターゲットに据える。「空チカ、ファンタイム」をコンセプトに、飛行機をイメージした内装やりんくうタウンの観光を楽しむための仕掛けを用意する。

 ホテルは地上22階建て。4階~20階の客室は、2人で利用できるツインルームや畳スペースを併設した和洋室など、8タイプ700室を用意する。宿泊料金は1泊1室=1万6,000円~。

 1階と2階の入り口近くにフリースペース「OMOベース」を設置。1階は飛行機の窓や座席をイメージしたソファー席を備え、作業スペースとして利用できるようにする。2階には、天井に飛行機エンジンをモチーフにした照明を飾る待合いスペースを設けるほか、泉佐野漁協青空市場(泉佐野市新町2)や周辺の飲食店などりんくうタウンのおすすめスポットを記した「Go-KINJO MAP」を掲示する。

 21階のレストラン「OMOダイニング」は、大阪湾を望むテーブル席で料理を楽しめる。広さは約100平方メートル。モーニングではパンケーキやエッグベネディクトを、ディナーではオリジナルソースを使ったお好み焼きや串カツなどの大阪名物を、それぞれビュッフェ形式で提供する。

 総支配人の中里剛さんは「ただ宿泊するだけでなくりんくうの街自体を楽しんでもらえるよう、ホテルからりんくうのおすすめ情報を発信していく。2025年大阪・関西万博を見据え、りんくうエリアを盛り上げていきたい」と話す。

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