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弁天町・アートホテルでランチメニューコンクール 出場122人の頂点決まる

コンテスト入賞者の若手料理人たち

コンテスト入賞者の若手料理人たち

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 弁天町のアートホテル大阪ベイタワー(大阪市港区弁天1)で12月4日、全国にある同グループホテルの若手料理人が開発したランチメニューを競う「ベスト シェフ 料理コンクール」の決勝が行われた。主催はマイステイズ・ホテル・マネジメント(東京都港区)。

優勝した山下絹衣さん

 同社が運営するホテルの「食」を通じての顧客満足向上や若手料理人の調理技術向上のために初めてコンクールを企画した。北海道から沖縄県まで全国にある同グループ81カ所のホテルから122人の料理人が参加。「ご当地食材」を使い、1,100円で提供するランチメニューを開発した。

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 決勝は、各エリアの予選を勝ち抜いた9人が出場し、メニューを調理法・味付け・普及性などの6つの基準で10人の審査員が採点。1位~3位・審査員特別賞などを決定した。優勝メニューは、来年3月から全国23カ所の直営レストランで提供する。

 優勝は、ホテルマイステイズプレミア札幌パークの山下絹江さん。北海道産のホタテ・エビ・カニを魚のすり身と合わせ、パートフィロというトウモロコシ粉でできた薄い生地で包んだ「魚介のパートフィロ包みサフランソース」を開発した。2位はアートホテル弘前シティの村上真依希さんで、決勝出場者の中で最年少の21歳。津軽のリンゴを飼料に育てた「津軽鶏」と「紅玉」という種類のリンゴを使った「津軽鶏とりんごのバリエーションカレー風味」のメニューを考案した。

 優勝した山下さんは「繊細で華やかな盛り付けを心掛けている」と言う。「日頃は裏方で自分の考えを人に伝える機会が少ないので、審査員へのプレゼンテーションも練習した」とも。「18年前に入った頃の料理の世界は男性社会で、同期の男性料理人たちと比べられ悔しい思いも度々味わった。今回優勝して、頑張っていれば認められる日が必ず来ると、後輩の女性料理人たちにも伝えたい」と喜ぶ。