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関空に「スクート」シンガポール線 「赤の水玉」特別機、放水アーチで到着出迎え

放水アーチで出迎えられたスクート

放水アーチで出迎えられたスクート

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 シンガポールの格安航空会社(LCC)「スクート」が7月8日、関西国際空港-シンガポール路線に就航した。

テープカットの様子

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 運航機体は、同社が2015年1月に導入した新機体ボーイング787-9ドリームライナー。同社が日本路線で同機を運用するのは今回が初めてという。客室は「スクートビズ」(ビジネスクラス)35席、エコノミークラス340席の計375席。

 関西線初便となったこの日は、シンガポール建国50周年記念した「赤の水玉」を機体にあしらった特別塗装機で関空に到着。消防車が放水アーチで出迎えた。

 第1ターミナルビル・27番ゲート前で行われた定期便就航セレモニーでは、「スクート」シンガポール本社の営業本部長スティーブン・グリーンウェイさんがあいさつした。「関西空港に以前勤務していたことがあるので、大阪は第二の故郷。ボーイング787ドリームライナーには、マレー語で前進を意味する『マジュラー』というニックネームを付けた。機内にはストリーミングムービーやインターネットのWi-Fiを備えるほか、大きな窓や静かな機内で快適に過ごしていただける」と話した。

 新関西国際空港の代表取締役社長兼CEOの安藤圭一さんは「関西空港ではLCCに力を入れており、日本のマーケットにも受け入れられて来た。これまで4時間圏内の近距離を中心にマーケットを拡大してきたが、これからは中長距離の路線が増えると予測する。スクートは787という最新機材を使い、ビジネスクラスもある。LCCの第2ステージの幕開けの象徴」と期待を寄せる。

 関西空港では2016年下期にLCC専用の「第3ターミナル」を供用開始予定で、同ターミナルでは小型機からエアバスA380のような大型機まで対応できるという。

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