マリンスポーツやバーベキューなどが楽しめる統合型マリーナ「大阪北港マリーナ HULL(ハル)」(大阪市此花区常吉2)が7月16日、リニューアルオープンした。運営は「biid(ビード)」(神奈川県)。
1987(昭和62)年から大阪市が運営していた「大阪北港ヨットハーバー」を2014(平成26)年4月に、同社が引き継ぎ「大阪北港マリーナ」としてオープン。敷地面積は約3万平方キロメートル。SUPやウィンドサーフィン、ヨットでのセーリングの利用者が多いという施設を新たに家族連れをターゲットにリニューアルした。
「海と人との接点」をコンセプトに、廃棄物を新たな製品に再利用するアップサイクル品を活用し、4月29日にホテルやレストランを先行オープン。7月16日に公園「PARK HULL(パークハル)」を新設しリニューアルが完了した。
宿泊施設「HOTEL HULL(ホテルハル)」は、大阪湾を望む「オーシャンビューテラス」やテラス、天窓が付いた部屋など13部屋を備える。レストラン「CAFE&DINING HEMINGWAY(ヘミングウェイ)」は、店内にミニチュアの船などを飾る。海が見えるテラス席にはプールを備える。
新設した公園は、「遊びながら学べる公園」をコンセプトに、廃棄物を再利用したデザイン遊具を設置。産業用パレットを積み上げて作る滑り台や船室に入ることができるクルーザーのほか、山型に網を張り巡らせたジャングルジムや人工芝の丘などを設ける。
営業時間は9時~17時。公園は入場無料。