ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区桜島2)で9月7日、秋のシーズナルイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン2018」が始まった。今年は新たなテーマ「大人ハロウィーン」が登場する。
USJが今年から提案するハロウィーンの新しい楽しみ方「大人ハロウィーン」。美しい世界観やドレスアップの仮装が特徴。プロジェクトリーダーの廣畑直子さんは「ハロウィーン市場の停滞から、新しい楽しみ方ができないかと模索していたところ、20代後半の女性が『大人の女性も仮装を楽しみたい』と考えている人が多かったことから、今までのゾンビを中心としたものから、さらに上質で大人のお客さまにより楽しんでもらえるものとして考案した」と話す。
「大人ハロウィーン」を体現する新アトラクションとして、劇場型アトラクション「ホテル・アルバート」が登場。登場人物の一人としてストーリーを進める、ニューヨークで話題の「イマーシブ・シアター」を導入しており、内容は体験者によって異なる。約40年前の華やかな高級ホテルをコンセプトに、ホテル内にはシャンデリアが飾られたロビーや本物のアンティーク家具を設け、匂いまでこだわって世界観を表現したという。カクテルを飲んで写真を撮ることができるフォトスポットも。幽霊船を舞台にした「サイレンス・イン・ザ・ゴーストシップ」と、ヴァンパイアをテーマにした「ブラッド・レジェンド」も「大人ハロウィーン」の新アトラクションとして登場する。
6日に行われた開幕セレモニーでは、女優の中条あやみさんが赤いドレスの仮装で登場。「ホテル・アルバート」を体験した感想について「物語が進むとグループから引き離され、一人だけになる恐怖も味わった。40年前のホテルの匂いまで再現されていて、五感で楽しめる新しいアトラクション」と興奮した様子。自身の仮装について「大人のレディとしてドレスアップしたからこそ、世界観にどっぷり入り込むことができました」と話し、「今までにない美しい世界観は、私たち世代にぴったり。ぜひドレスアップして来て」と呼び掛けた。
入園料は、「1デイ・スタジオ・パス」が大人(12歳以上)=7,900円、子ども(4~11歳)=5,400円、シニア(65歳以上)=7,100円。「ホテル・アルバート」入場には別途チケット(5,480円)が必要。11月4日まで。