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弁天町にビリヤードバー「トライアングル」 幼馴染の大学生2人で運営

幼馴染の市川さん(左)と平岡さん(右)

幼馴染の市川さん(左)と平岡さん(右)

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 大阪・弁天町に4月19日、ビリヤードバー「TRIANGLE(トライアングル)」(大阪市港区磯路2、TEL 06-7709-2710)がオープンして1カ月がたった。

ビリヤード台を置く

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 同店を運営するのは大阪工業大学4回生の平岡竜也さんと市川和生さん。2人は1歳からの幼なじみ。「卒業するまでに何か面白いことがしたい」との思いから、今年1月に出店を決めた。「ビリヤードだったら、年代を問わず盛り上がって楽しむことができるのでは」と、ビリヤード台を併設するバーを考案。店名の「トライアングル」は、ビリヤードを象徴する三角形と、「人がつながる場所にしたい」という思いで名付けた。

 店内には、「ミスチルファン」だという平岡さんが、Mr.childrenのCDジャケットをプリントして一枚ずつ額縁に入れたものを壁面に飾るほか、市川さんが好きな漫画「ワンピース」に出てくる手配書を貼るなどそれぞれの趣味を取り入れる。看板は、木の板に釘を打ち付けて手作りで制作した。平岡さんは「準備段階は苦労というより夢中で楽しかった。授業で空間デザインを学んでいるので、それを生かすことができた」と話す。

 フードメニューは「とりむねたたき」(626円)や「だし巻き卵」(518円)など居酒屋風のものが30種類。ドリンクは「ウォッカトニック」(540円)や「フルーツジャーカクテル」(648円)など約60種用意する。

 同店は、2人が1年間の初代学生店長となり代々学生が継ぐ店として続けていく予定。市川さんは「実際にお店が始まると営業が厳しい日もある。楽しいけど苦労もあり、それも良い経験」と話す。今後は、スポーツを観戦できるようモニターを取り付けるなどいろいろな人が楽しめるよう工夫するという。

 平岡さんは「まだ大学生なので、未知な部分ばかり。率直な意見を言って助けてもらえたら」と話す。市川さんは「第2の家となれる場所になりたい。堅苦しくなく、気軽に入ってきてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は19時~翌2時。日曜定休。

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