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北加賀屋の削り節加工場が「大阪だしビール」 150本限定で、昨年は完売

「大阪だしの削り節加工場ひろひろ」の廣田耕一社長(左)と松岡尚宏工場長(右)

「大阪だしの削り節加工場ひろひろ」の廣田耕一社長(左)と松岡尚宏工場長(右)

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 だしをブレンドした「大阪だしビール」の販売が11月6日、北加賀屋の「大阪だしの削り節加工場ひろひろ」(大阪市住之江区北加賀屋1)で始まった。

150本限定の「大阪だしビール」

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 同工場は、大阪市内のオフィス街にうどん店3店舗を運営する「ひろひろ」(中央区)が2021年10月、新事業に乗り出し開設した削り節加工場。昨年、工場設立1周年を記念してクラフトビール「大阪だしビール」を100本限定で初めて販売。前回は2週間で完売したことから、今年は150本限定で用意する。

 ビールの開発は昨年に続き、クラフトビールの製造や提供を手がける「ブリューパブ センターポイント」(北区)と共同で行った。ドイツ・ケルシュ地方で有名な「ケルシュスタイル」の麦汁に、真昆布やカツオ、サバ、ウルメイワシの削り節をブレンドした「だしパック」を入れ、薄口しょうゆを加えることで、「大阪だし」の風味を付けるという。

 廣田耕一社長は「昨年は、工場内に月1回出店するうどん店の利用客に好評だった。今回は、ウルメイワシの削り節を減らし、サバ節を増やすことで、ビールの風味を強めて飲みやすくした。鍋や天ぷらにも合う、冬にぴったりのビールができた」と話す。

 瓶詰めで容量は330ミリリットル。価格は900円。同工場内の物販スペースで販売する。販売スペースの営業時間は9時~17時(土曜は12時から)。日曜・祝日定休。

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