大阪ベイ経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「大阪・南港、泉大津で大阪湾クルーズ」の記事だった。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大阪・南港、泉大津で「大阪湾クルーズ」 750人募集(6/8)
2. 南港ATCで「トミカ博」 1000台のトミカ使った巨大ジオラマ展示(4/28)
3. 大阪・南港から明石海峡大橋を遊覧する無料クルーズ 前回は抽選倍率30倍(1/26)
4. 南港ATCでクラフトビールイベント 関西のブルワリー56社出店(4/19)
5. 海遊館前に10メートルの「ジンベエのぼり」 4年ぶり、海の生物が空泳ぐ(5/2)
6. 堺にどら焼き専門店「どらやきザビエル」 「堺土産の新定番に」(6/15)
7. 舞洲で「ネモフィラ祭り」開催へ 広大な敷地一面に咲く100万株(3/10)
8. 大阪南港~別府港航路に25年ぶり新造船 液化天然ガス燃料使う(1/12)
9. 大阪・南港ATCで「ウイスキーフェスティバル」 国内外80社が集結(6/6)
10. 舞洲で100万株の「ネモフィラ祭り」 海と空の「青の三重奏」(4/7)
1位と3位は、大阪港湾局が主催する「大阪湾クルーズ」。大阪・南港と泉大津から大阪湾をフェリーで遊覧できる参加無料イベント。毎年7月に開催しているが、昨年は抽選倍率が30倍と人気だったため、今年初めて3月にも開催した。
上位10本のうちイベント情報6本がランクイン。南港の複合型施設・ATCでは、2位の子ども向けイベント「トミカ博」や4位のクラフトビールの祭典「クラフトビアライブ」など、さまざまなイベントがゴールデンウイークにかけて開催された。
5位は、阪堺電車綾ノ町駅近くにオープンしたどら焼き専門店「堺南蛮どらやきザビエル」。堺にゆかりのある「フランシスコ・ザビエル」が描かれたパッケージ上部を切り取ると、どら焼きがザビエルの頭頂部に見えるユニークなパッケージが話題となった。
トップテンに入らなかったものの、大阪・関西万博に関する記事も注目を集めた。4月13日には、万博メイン会場となる夢洲で起工式が行われ、岸田文雄首相や吉村洋文大阪府知事などが出席。南港ATCでは4月13日~16日の4日間にわたり、機運醸成イベント「ATC OSAKA MIRAI EXPO」が開催され、先端技術の展示や一般向け体験イベントが行われた。
大阪・関西万博開催まで2年を切り、官民ともに盛り上がりを見せる大阪ベイエリア。観光地としての側面から地元のホットな情報まで、エリア全体の動きを細やかに報じていきたい。