ATCビル(大阪市住之江区南港北2)ITM棟2階ハーバーアトリウム、セントラルアトリウムなどで11月29日・30日、デザインをテーマに知恵と品物をトレードするイベント「デザインマルシェ」が開催される。主催は大阪デザイン振興プラザ、大阪デザインセンター、デザインマルシェ委員会。
「デザインした作り手がデザインした品物を直接使い手に対面で販売する市場を作りたい」と企画した同イベント。今回で2回目を迎える。日ごろ百貨店や専門店で販売されるこだわりの品物を集めた「品物マルシェ」、デザイナーの活動や知恵を交換するトークセッション「知恵マルシェ」、交流会「人マルシェ」で構成する。
「品物マルシェ」には、昨年の30ブースから大幅に増え80ブースが出店。手作り風の「リンゴ箱」ブースにはさまざまな商品が並び、クリエーター自身が来場者と対話しながら販売する。出店店舗は、ITohen、Kukkia101、graf、CEMENT PRODUCE DESIGN、タピエスタイルなど。
29日には交流会「人マルシェ」、トークセッション「知恵マルシェ」を10階のデザインギャラリーで開催する予定だが、すでに募集定員に達している。
同委員会の浅野由裕さんは「作る人と使う人が顔を合わせ言葉を交わして作る喜び、使う喜びを分かち合い、みんなで一緒に作り上げる広場。それがデザインマルシェ。週末はぜひATCにお出かけいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~18時。入場無料。