男子バレー国際大会「ネーションズリーグ」の予選ラウンド第3週の最終戦が7月19日、Asueアリーナ大阪(大阪市港区田中3)で開催された。日本代表は予選1位通過で決勝ラウンド進出を決めた。
「ネーションズリーグ」は、2018(平成30)年から毎年開催されている国別対抗のバレーボール国際大会。予選ラウンドでは1週ごとに4試合を世界3カ所で転戦する。決勝ラウンドでは、開催国と予選ラウンド上位チームの計8チームが進出し、王者を決める。
男子日本代表は、7月15日から19日までの大阪予選で4カ国と対戦。15日に強豪のイタリア相手にフルセットで勝利すると、16日のカナダ戦では2セットを連取されながらも3-2で逆転勝利。17日のベルギー戦と19日のアルゼンチン戦は共に3-0で勝利した。リーグ12連勝で予選を締めくくり、キャプテンの石川祐希選手は「出た選手が活躍してチームで取った12勝」と振り返った。
大阪予選では、高橋藍選手が活躍を見せた。ジャンプサーブでは、得意の速度を落とした短めサーブだけでなく、相手のレシーブを吹き飛ばすパワフルなサーブを多用し、何度も得点に結びつけた。1年前から肉体改造に取り組み体脂肪率を1桁台にしたという。「体脂肪率が下がったことがキレにつながっていて、スイングスピード速くなっていることがサーブに影響している。ショートサーブより強いサーブが増えているのは、攻めるサーブがより効率的にブレークが取れるため。ミスを減らしつつエースを狙っている」と話す。
17日のベルギー戦では、2024年パリオリンピック出場経験を持つ22歳の甲斐優斗選手が活躍。初の先発出場となった当日は身長2メートルの体格を生かし、同じく身長2メートル前後の相手選手のブロックにも負けないスパイクを何度も決め、18得点を決めた。「エネルギーをコート上で発揮できた。攻撃の部分でチームに貢献できた」と甲斐選手。ロラン・ティリ監督らメンバーに褒めたたえられていた。
7月29日には中国・寧波で行われる決勝ラウンド準々決勝で中国と対戦する。