「家電リサイクル専用常設展示ブース」が8月2日、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)にある「おおさかATCグリーンエコプラザ」内にオープンした。運営は「一般財団法人家電製品協会」(東京都千代田区)。
2001(平成13)年に施行された法律「家電リサイクル法」の認知拡大を目指す同ブース。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目をリサイクルすることで廃棄物を減量し、資源の有効活用を推進する同法を小・中学生の子どもをターゲットにゲーム感覚で楽しみながら学んでもらおうと、家電の実物や映像資料を展示する。
面積約15平方メートルの展示ブースは、家電4品目の構造と家電リサイクルの工程を紹介する2つのコーナーで構成。家電リサイクル4品目の実物を縦にカットした断面の見本のほか、廃棄された家電を再資源化する様子や家電リサイクルの正しい方法についての映像資料を展示する。
同協会の専務理事・伊藤章さんは「何度も楽しんでもらえるように展示内容をリニューアルしていく予定。子どもとその親の認知も高めていきたい」と話す。
開館時間は10時~16時30分。月曜休館。入場無料。