ライブハウス「GORILLA HALL OSAKA(ゴリラホールオオサカ)」が来年1月下旬、大阪・住之江のアミューズメント施設「SPORT VILLAGE SUMINOE(スポーツビレッジスミノエ)」(大阪市住之江区泉1)内に開業する。運営は「In the village」(同)。
レイングッズのアパレルブランド「Wpc.(ダブリューピーシー)」を運営する「ワールドパーティー」(大阪市住吉区)の中村俊也社長が、ライブハウス運営のため新たに設立した同社。「騒音を気にせず、自由に音楽を楽しめる空間を提供したい」と、候補の中から住之江を選んだ。「ゴリラホール」という名前は、中村社長の趣味である音楽ライブ鑑賞で知り合った大阪出身のバンド「HEY-SMITH(ヘイスミス)」のギタリスト・猪狩秀平さんが付けたという。
ライブハウスは2階建てで、総面積は2223平方メートル。収容人数は1200人で、1階にステージと客席、2階にはステージをコの字で囲うように客席を設ける。2階の客席フロア内に併設するバー「GORILLA BAR(ゴリラバー)」では、軽食やドリンクなどを販売し、ライブを見ながら食事が楽しめるようにする。
良い音質でライブを楽しめるようにと、カナダ製スピーカーや英国製のミキシングコンソールなど音響設備にもこだわる。ロックやヒップホップなどの音楽イベントのほか、プロレスや格闘後などのスポーツイベントや講演会などの利用も想定する。
中村社長は「メジャーなミュージシャンだけでなく、若手層がチャレンジできる場所にもなれば。『GORILLA HALL OSAKA』から新しい文化を発信し、住之江エリアを盛り上げていきたい」と話す。