スケートボードイベント「RIDERS GAME(ライダーズゲーム) 大阪港」が11月14日、大阪港・中央突堤臨港緑地(大阪市港区海岸通1)の特設会場で開かれる。
スケートボードによる地域活性化やスケートボーダーのマナー啓発、安全な楽しみ方の周知を目的に開く同イベント。今年3月に「天保山さくらまつり」の一環で初開催し、今回が2回目。「RIDERS GAME」を運営するGroofy(北区)と港区役所が主催し、港まちづくり協議会大阪と地元企業・間口ホールディングス(海岸通1)が企画運営する。
大阪港を見渡せる屋外の特設会場には、大型スロープ2基と小型スロープ3基、レール2本を設置する。プロ3人を含む10人のスケートボーダーが参加し、デモンストレーションや技を出し合い勝負を決めるトーナメント方式のゲーム「S.K.A.T.E GAME(スケートゲーム) トーナメント」を開催。イベントの様子は後日インスタグラムで配信し、技の動画コンテストも行う。
幼稚園児から小学生を対象にしたスケートボード体験会も行う。スケートボードやヘルメット、プロテクターなどを貸し出し、プロのスケートボーダーがマンツーマンで指導するほか、マナー啓発や安全講習を行い、スケートボーダーの社会的地位向上を目指す。
都市政策・地域経済・観光の研究者で、港まちづくり協議会大阪の事務局長を務める松本英之さんは「東京オリンピックから正式種目になり注目を集めるスケートボードを、若い世代が大阪港を中心としたベイエリアを訪れるコンテンツとして活用し、街ににぎわいを生み出したい。イベントを通してスケートボードのマナー向上も発信していきたい」と意気込む。
開催時間は、体験会=11時~13時、プロによるデモンストレーション・スケートゲームトーナメント=14時30分~16時。入場無料。