大阪・舞洲の「大阪まいしまシーサイドパーク」(大阪市此花区港緑地2)で4月9日、「~空・海・花 プラチナブルーの世界~ネモフィラ祭り 2021」が始まる。主催はピーエスジェイコーポレーション(大阪府河内長野市)。
2019年に初開催した同企画。海を背景に約100万株のネモフィラが咲く様が「SNS映えする」と話題になり、瞬く間に人気イベントとなった。
2020年の開催は、緊急事態宣言の発令により、苦渋の決断で中止となった。同社の大木啓嘉(ひろよし)取締役営業本部長は「開催直前に中止した昨年度の悔しさは、昨年以上に良いお花のコンディションに持っていくことでぶつけてきた」と語る。そんなスタッフらの思いが届いたのか、今年のネモフィラは昨年を上回るほど良い状態で育っているという。
「今年こそ100万株の青に逢いに行こう」が今回のテーマ。目標入場者数は20万人を掲げる。施設内には、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に関する商品を点在させるほか、入場待ち列の密状態を避けるため、電子チケットの事前購入を全面的に打ち出すなどして、万全の対策を施す。ネモフィラの青色にちなんで、青をベースにした食べ物や土産も多数用意。大木さんは「『舞洲バーベキューパーク』や『舞洲陶芸館』などの周辺施設もあり、一日舞洲で楽しめる」と来場を呼び掛ける。
大木さんは「世の中が精神的に弱っている昨今、少しでも心の癒やしのお手伝いができれば」と力を込める。
開催時間は9時~17時(土曜・日曜・祝日、4月29日~5月4日は18時30分まで)。最終日は17時閉園。入場料は、大人=1,000円、4歳~小学生=500円。5月5日まで。