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大正区のリノベーション長屋でイベント 公民連携で地域の活性化図る

「ヨリドコ大正メイキン」外観(左が南棟、右がリノベーションした北棟)

「ヨリドコ大正メイキン」外観(左が南棟、右がリノベーションした北棟)

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 クリエーターや地域住民が自身の作品を販売する「メキメキ!!小川文化祭」が6月22日、23日、「ヨリドコ大正メイキン」(大阪市大正区泉尾2)で開催される。運営はオルガワークス(大阪市北区)

昨年の様子

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 空き家・空きビル再生事業を手掛ける同社は、所有していた長屋「小川文化」の北棟を地元の空き家活用協議会と共同でリノベーションし、2017(平成29)年11月に職住一体のヨリドコ大正メイキンとして再生。1階はシェア工房と店舗、2階は5戸の工房兼住居に改築し、創作と販売の場を一つにすることでクリエーターの負担を軽減した。同月に行われた内覧会には600人が来場したという。現在は旧住民の住む南棟と合わせ、10人のクリエーターが利用する。

 2018(平成30)年6月、隣接する南棟と共に「メキメキ!!小川文化祭」を初開催。同棟に住むクリエーターらが自身の作品を展示、販売したほか、長屋を使ったDIYの体験会などを行った。9月には大正区と公民連携協定を結び、高齢化の進む区に移住者を呼び込むためのイベントや府外からの研究者の視察を積極的に受け入れている。

 3回目となる今回は、趣味でものづくりをする地域住民も出店する。小川拓史社長は「今まで以上に地域を巻き込んだイベントになっている。クリエーターの作品に興味がある人だけでなく、長屋に興味がある人も楽しめると思うので来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は両日とも11時~18時。

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