イラストレーター・鈴木旬さんの個展「旬画展」が11月17日、大阪・此花区のセレクトショップ「シカク」(大阪市此花区梅香1、TEL 06-6225-7889)で始まった。
「ベッド・イン」や「DOTAMA」などのアーティストのグッズイラストをはじめ、幅広いジャンルで活躍する鈴木さん。鳥取県・境港の「水木しげるロード」に勤めたことをきっかけに、妖怪や漫画家に興味を持ち始めたという。鈴木さんのイラストは、20年前の懐古なタッチを意識しながら、現代風の要素を組み込むのが特徴。同展は10月の東京開催に次ぐ巡回展。
会場では、妖怪やヒーローを描いた作品など約20点を展示する。鈴木さん自身がファンだというアーティストのファンアートも。鈴木さんのアイコンである江戸時代のお化け「トウフボーイ」のシール(540円)、妖怪ししゅうワッペンシリーズ(1,620円~)などのグッズ約20点も用意した。客層は20~30代男性のコアなファンが中心だという。
「絵のタッチに合わせて紙や印刷を変えている。その点も意識して見てもらえるとより楽しめるかも」と鈴木さん。12月1日には会場を訪れる。店主の竹重みゆきさんは「直接話しながら楽しんで」と来場を呼び掛ける。
営業時間は13時~19時。火曜・水曜定休。12月2日まで。