大阪文化館・天保山(大阪市港区海岸通1)4階・5階で7月13日、「木梨憲武展 Timing-瞬間の光-」が始まった。
さまざまな「手」をモチーフに描いた「REACH OUT」シリーズ
お笑いコンビ「とんねるず」で活躍するほか、アトリエを持ち画家としても活動する木梨憲武さん。2014年~2016年に行った展覧会では国内8会場を巡回し、延べ43万人を動員した。同展は、2018年6月にロンドンで行った個展から始まり、今回の大阪開催を皮切りに2020年の東京開催まで国内14会場を巡回。これまでで最大規模の展示会になるという。
出展作品は176点。約8割が新作となる。国内外の街並みからインスピレーションを得たという作品「OUCHI」や、木梨さんの妻が幼少期に妖精を見た話から、ダンボールとボンドで約1000体の妖精を作った「フェアリーズ」、つながりをイメージしてさまざまな「手」をモチーフに描いた「REACH OUT」など、7シリーズの作品を展示する。マジックやダンボール、木材など、さまざまな素材を使って、鮮やかな色使いで表現しているのが特徴。
今月12日に開催した内覧会に出席した木梨さんは「悲しい作品は無い。線や色の勢いはいつも子どもたちから刺激を受けている。(個展の)スタートが知り合いが多くいる大阪でうれしい。自分も会場に何度も来る予定なので、ぜひお会いしましょう」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。チケットは、当日券が大人=1,500円、大学生・高校生=1,300円、中学生・小学生=500円、前売り券・団体券(20人以上)が大人=1,300円、大学生・高校生=1,100円、中学生・小学生=300円、ペアチケット=2,500円(前売り・一般のみ)。9月2日まで。