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ユニバーサルシティ駅近くにフローズンヨーグルト「ピンクベリー」 年内に9店体制へ

ピンクベリーのロン・グレイヴズCEO(中央後ろ)とスタッフ

ピンクベリーのロン・グレイヴズCEO(中央後ろ)とスタッフ

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 ユニバーサルシティ駅近くに7月22日、フローズンヨーグルトの専門店「pinkberry(ピンクベリー)」が関西初出店した。運営はロイヤルホールディングス(以下、ロイヤル)のアールアンドケーフードサービス(東京都世田谷区)。

店内でカットした新鮮なフルーツ

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 2005年に米国カリフォルニア州ウエストハリウッドで創業した同ブランド。現在、世界23カ国に267店(うち米国152店)を展開している。日本1号店は2014年7月に開店した「ヴィーナスフォート店」(東京都江東区)。2015年2月に2号店「大濠公園店」(福岡市)、同年7月18日に3号店「福岡天神店」(同)をオープンした。

 今回の4号店「ピンクベリー ザ パーク フロント ホテル店」(大阪市此花区島屋6、TEL 06-6468-7080)は、ユニバーサルシティ駅から徒歩約3分の路面に立地。海外観光客が多く、需要が見込まれることから出店を決めた。店舗面積は77平方メートル。席数は34席。売上高は月商550万円を目標にする。

 メニューは、ヨーグルト6種類、フルーツ6種類、ドライトッピング約20種類から選択、店員が盛り付けて提供する。フローズンヨーグルトに使う牛乳とヨーグルトはどちらも無脂肪。トッピングにする果物は冷凍やシロップ漬けでなく、毎日店内でカットして提供する。「新鮮な果物を安定的に調達し、しかも価格を維持するという課題に最も苦労した」とロイヤル取締役の野々村彰人さん。

 菊地唯夫社長は「1号店の開店時から多店舗化の準備をしてきた。ピンクベリーを一過性のブームにせず、フローズンヨーグルトの市場を大きく育てていきたい」とあいさつ。ピンクベリー社のロン・グレイヴズCEOは「日本は大変に重要な市場。『品質に妥協を許さない』という私たちの価値観を共有できるパートナーとしてロイヤルを選んだ」と話す。

 ロイヤルによると、国内のフローズンヨーグルト市場は、米国の約700億円に対し20億円程度。同社は将来的に市場が300億円以上に拡大する可能性があると見て、今後も出店を加速する方針。関西では他に1件の出店計画が進んでおり、2015年内に9店体制とする。2017年までに店舗数25店を目標としている。

 価格は、トッピング付きで大=790円、中=640円、小=490円。コーン=450円、フルーツパフェ=680円、スムージー=590円。

 営業時間は10時~22時。

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