大阪ベイ経済新聞の2023年PV(ページビュー)ランキング1位は、「大阪・南港、泉大津で『大阪湾クルーズ』 750人募集」だった。
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大阪・南港、泉大津で「大阪湾クルーズ」 750人募集(6/8)
2. 南港ATCで「トミカ博」 1000台のトミカ使った巨大ジオラマ展示(4/28)
3. 大阪・南港から明石海峡大橋を遊覧する無料クルーズ 前回は抽選倍率30倍(1/26)
4. 南港ATCでクラフトビールイベント 関西のブルワリー56社出店(4/19)
5. 堺にどら焼き専門店「どらやきザビエル」 「堺土産の新定番に」(6/15)
6. 関空国際線出発エリアがリニューアルオープンへ 飲食店や物販店など27店(10/2)
7. 関空第1ターミナルに「551蓬莱」など新店 8月から順次オープン(3/28)
8. 南港ATCで「全プリキュア展」 原画や歴代キャラ78人の等身大パネルも(10/4)
9. 大浜公園で「堺大魚夜市」 4年ぶりの開催、値段交渉できる「魚セリ」も(7/20)
10. 海遊館前に10メートルの「ジンベエのぼり」 4年ぶり、海の生物が空泳ぐ(5/2)
1位と3位は、大阪港湾局が主催する「大阪湾クルーズ」。大阪・南港と泉大津から大阪湾をフェリーで遊覧できる参加無料イベントで、毎年7月に開催する。今年は初めて3月にも開催し、定員900人の募集に対して約30倍の応募があった。
6位と7位は、2025年大阪・関西万博に向けて2021年5月から改修工事を進める関西国際空港(泉佐野市泉州空港北1)第1ターミナルビルの記事がランクイン。12月には、年間4000万人の国際線旅客の受け入れを目標に、約2500平方メートルのウオークスルー型免税店を備えた国際線出発エリアをリニューアルオープンした。2025年春には、国際線保安検査場と国際線ラウンジの運用を開始し、グランドオープンを予定する。
トップテンにはイベント情報5本がランクイン。地元団体や企業などが販売する魚介類を来場者が交渉次第で値切って購入できる「魚セリ」が目玉の「堺大魚夜市」や、1000台のトミカを使ったジオラマを展示する「トミカ博」など老若男女問わず楽しめるイベントが多く開催された。
トップテンに入らなかったものの、海遊館(大阪市港区海岸通1)のワモンアザラシ「ミゾレ」の引っ越し記事も注目を集めた。2021年4月1日に誕生したミゾレは、同館公式SNSに投稿した成長の様子が「かわいすぎる」「私の生きる理由」などと話題を呼び、海遊館のアイドル的存在となった。11月28日、繁殖を目的とした「ブリーディングローン」によって、北海道小樽市の「おたる水族館」へ引っ越し。最終展示日には、開館直後から展示水槽前が人で覆われるほど多くの来場客が詰めかけた。2024年春ごろから、おたる水族館での展示開始を予定する。
大阪・関西万博開催まで500日を切り、これからますます盛り上がりを見せる大阪ベイエリア。「まちの記録係」として、官民それぞれが取り組むイベントから地元のホットな情報まで細やかに報じていきたい。