アートをテーマにしたイベント「すみのえアート・ビート 2023」が11月5日、大阪・北加賀屋の「クリエイティブセンター大阪」(大阪市住之江区北加賀屋4)で開催される。
2013(平成25)年、北加賀屋エリアの魅力を発信するアートイベントとして初開催。昨年の開催時は、住之江区内外の家族連れを中心に約4000人が来場した。アート作品の展示、フードやハンドメード作品を販売するマルシェなどを展開する。
会場となる造船所跡のドックには、同イベントに毎年登場するオランダ人アーティストのフロレンティン・ホフマンさんによる高さ9.5メートルの黄色いアヒル「ラバー・ダック」を浮かべる。高さ約8メートルの人型巨大アートバルーン「モンゾくん」の展示や、アヒル型のドローンを飛ばすパフォーマンスも用意。会場周辺のマンホールに描かれた「ラバー・ダック」の写真をインスタグラムに投稿した人を対象に「ラバー・ダック」のグッズを進呈する「アヒルちゃんmeetsアート Instagramフォトラリー」も実施する。
大阪府立港南造形高校(南港東2)の生徒による体験型アート作品や、映像作家・林勇気さんの映像作品、陶芸家・楢木野淑子さんの大型作品などを展示。約40店がフードやハンドメード作品を販売するマルシェ「みんなのうえん祭」、造船所跡地の普段は立ち入ることができないエリアを巡るガイドツアー、北加賀屋を拠点に活動する劇団6団体が参加する演劇などのプログラムを用意する。
すみのえアート・ビート実行委員会の宇野好美さんは「今年は開催時間を1時間増やし、アート、食などを楽しめる盛りだくさんなコンテンツを用意している。住之江の魅力を感じてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料(舞台公演のみ有料)。雨天決行。