中欧の国・チェコの魅力発信イベント「チェコフェスティバル2023 in 関西」が10月20日~22日、「ホテル アゴーラ リージェンシー大阪堺」(堺市堺区戎鳥町4)ポルタス広場で開催される。
関西堺・チェコ国際交流協会と在堺チェコ共和国名誉領事館が主催する。2019年9月、在堺チェコ共和国名誉領事館が開所されたことをきっかけに初開催。昨年は、家族連れを中心に2日間で約1万3000人以上が来場した。5回目となる今回は開催日を1日増やし、チェコのフードや雑貨を販売するブースや、ステージパフォーマンスを展開する。
会場では27ブースが出店。牛肉を煮込んだ家庭料理「グラーシュ」やチーズをオイル漬けした料理「ヘルメリーン」などのグルメや、ベリー類のフルーツを入れた蒸しパン「オボツネー・クネドリーキ」や蜂蜜のケーキ「メドヴニーク」などのスイーツを販売。チェコを代表するビール「ピルスナーウルケル」やビール「ブドバー」などアルコール類も用意。操り人形「マリオネット」やチェコの画家・ミュシャのグッズ、絵本、ガラス製爪やすりなど雑貨もそろえる。
ステージでは25のプログラムを用意。俳優が1人で何役も担当するチェコの伝統文化「人形劇」をはじめ、チェコ産のピアノ「ペトロフ」を使ったソロコンサートやクラシック音楽、モラビア地方の民謡などを披露する。チェコ親善アンバサダーによる、文化や文学、旅行スポットの紹介なども行う。
在堺チェコ共和国名誉領事館の酒巻永さんは「ステージでは来場者も参加できるイベントなども用意している。過去最多のステージと出店ブースで用意しているのでチェコの魅力を感じてもらえれば」と話す。
開催時間は20日=16時~21時、21日=11時~20時、22日=11時~19時。入場無料。