大阪港を船で周遊する「大阪港魅力発見クルーズ」の運航が9月16日、始まった。主催は港まちづくり協議会大阪（大阪市港区築港3）とキャプテンライン（海岸通1）。

2階建ての旅客船「キャプテンハリー」

　夢洲で開催される2025年大阪・関西万博に向けて、大阪ベイエリアの魅力発信や地域活性化を目的に期間限定で実施する実証運航。2階建ての旅客船「キャプテンハリー」で、大阪港を周遊する。

　船は、ユニバーサルシティポートを出航し、舞洲や夢洲、コスモスクエア、天保山・築港地区を約50分かけて巡り、同港に戻る。1日8便を運航。土曜・日曜の18時の便のみ、船内でジャズの生演奏を披露する「ジャズクルーズ」として運航する。

　港まちづくり協議会大阪事務局長の松本英之さんは「ジャスクルーズは、大阪湾に沈む夕日を眺めながら生演奏を楽しめるぜいたくなクルーズになっている。大阪ベイエリア一帯の新たな魅力を知ってもらえれば」と話す。

　出航時刻は10時から18時の毎正時（14時を除く）。乗船定員は200人。料金は、大人＝1,600円、小人（4歳～小学生）＝800円、3歳以下＝400円。11月5日まで。