大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2)で7月26日から、体験型サーカスイベント「キッズ・ザ・サーカスJAPAN」が始まった。
世界の科学館のモデルとなっているカナダの科学館「オンタリオ科学センター」が、世界中の子どもたちに「科学」に触れてもらいたいと願い企画した同イベント。「楽しむ」をコンセプトに、実際に子どもたちがサーカスのアトラクションに挑戦するエンターテインメント要素と科学を融合させ、サーカスを体験して楽しめるというもの。目標入場者数は約12万人で、小学生の子どもを中心としたファミリー層をターゲットに据える。
約2900平方メートルある会場には、安全ベルトを着けて高く飛び上がる「クレイジー・ジャンプ」や、高さが2.7メートルある「つなわたり」をはじめ、20種類以上のアトラクションを用意。サーカス団員に扮装(ふんそう)することのできる「なりきりサーカス」では、団長、怪力男、人間砲丸、猛獣などのコスチュームがあり、撮影用の小道具やステージも備える。ほかにも、地面と壁の両方がトランポリンになっている「ボヨヨンスタジアム」や、チューブに鼻を近づけてサーカスに関連する匂いを当てる「サーカスの匂い」なども用意する。
ATCホール事業部の篠垣雅男さんは「遊びながら学ぶことができるイベントということで、楽しんでもらえる自信がある。コスチュームを着て写真を撮ることもできるので、夏休みの思い出として多くの人に来てもらいたい」と話す。
開催時間は9時30分~16時30分。入場料は大人=1,500円、3歳~小学生=900円。8月31日まで。