ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区桜島2)の2015年の入場者数が、東京ディズニーシー(TDS)を抜いて世界4位に浮上した。
テーマエンターテインメント協会(米カリフォルニア州)が発表した「The TEA/AECOM Theme and Museum Index report」で、アミューズメントパーク/テーマパークの入場者数世界トップ25ランキングとして発表したもの。
USJは2015年、前年比17.8%増(210万人増)の1390万人が来場した一方で、TDSは同3.5%減(50万人減)の1360万人だった。この結果、USJは2014年の5位から4位に浮上、TDSと順位を入れ替えた。1位はウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある「マジック・キングダム」(米フロリダ州)、2位は「ディズニーランド」(米カリフォルニア州)、3位は「東京ディズニーランド」だった。
USJでは昨年、「ハリー・ポッター」の世界を再現した「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」エリアが引き続き好調に推移したほか、日本のエンターテインメントコンテンツを発信する「ユニバーサル・クールジャパン」や、「妖怪ウォッチ」の世界を再現したアトラクション、ハロウィーンやクリスマスなどのシーズナル・イベントを次々に開催、多くのゲストの集客につながった。