冬のイルミネーション「海遊館イルミネーション2024」が11月22日、海遊館(大阪市港区海岸通1)前のくつろぎ空間「Namima(なみま)」で始まった。
2005(平成17)年から開催し、今年で20回目を迎える同イルミネーション。今回は、7月にオープンしたくつろぎ空間「Namima」を舞台に、音楽と連動させたライティングショーを展開する。
「Namima」には、海の水面をイメージした屋根付きの10人掛けベンチを設置。海遊館の壁面には全長約16メートルのジンベエザメのオブジェを、ベンチや屋根の上にはシュモクザメやペンギンなど、同館で飼育している生き物のオブジェを飾る。
イルミネーションの演出は、15分間隔で約2分間、2種類を展開。「Adventure」では、今月28日に「グレート・バリア・リーフ水槽」がリニューアルすることから「幕開け」をテーマに、波の音が聞こえる明るい曲調の音楽に合わせ、ブルーや白など海をイメージした色合いで演出。「ムーンライトセレナーデ」では、落ち着いた曲調に合わせて青や紫などで海の穏やかさを表現するという。
クリスマス限定の演出では、鈴の音が聞こえる明るい曲調に合わせて、赤や緑などクリスマスカラーでともす。他の演出と合わせて、10分間隔で約2分間上映する。12月25日まで。
同館の営業部・滝川真子さんは「はっきりとした明るさとあんどんの柔らかい光の両方を楽しんでもらえる演出になっている。ベンチに座りながらゆったりと鑑賞してもらえれば」と話す。
点灯時間は17時~21時。観覧無料。来年2月28日まで。