プレスリリース

Carbon Marine社がExactFlatのデジタルパターニングソフト導入で生産時間を60%短縮

リリース発行企業:株式会社システムクリエイト

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株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、ExactFlat社の自由曲面を持つ3D形状から『正確な平面』に展開し、型紙データを容易に作成することができるシステムを活用し、フルカーボンのパワーボートを設計・製造するCarbon Marine社が、製造時間を劇的に短縮した成功事例を発表します。同社は、このデジタルパターニング技術を活用することで、従来約3か月かかっていた製造プロセスをわずか3週間に短縮し、コスト削減にも成功しています。
課題
Carbon Marine社は、高品質なフルカーボンパワーボートの生産サイクルにこれまで約3ヶ月の時間を要していました。生産時間削減に対する課題解決のため、既存の生産ワークフローにシームレスに統合される革新的なツールに頼る必要がありました。
解決策
そこで、Carbon Marine社は、ExactFlat が提供するソフトウェアと統合サービスを利用しました。新しいツールは、次のような設計および製造手順に簡単に適合しました。



ステップ1: デザインコンセプトの3Dデジタルモデル作成
最初に、ボートのデザインを3Dスキャンツールでスキャンし、3Dモデルを作成します。このモデルは、デッキやウィンドシールド、内部コンポーネントを追加した後、仮組みや干渉チェックに使用されます。

ステップ2: 3Dモデルのフラット化準備
次に、3Dモデルを2Dパターン化するための準備工程に移ります。従来は、2Dパターンを手作業で作成する工程が最も時間がかかる部分でしたが、ExactFlatの導入により、この作業が大幅に効率化されました。3Dモデルを2Dのパターンに変換するプロセスが、現在ではわずか数分で完了します。

生産マネージャーのドリュー・デイヴィッドソン氏は、「パターン、層構成、繊維方向を正しくすることは強度を持たせる上で非常に重要です。また、最も時間のかかる作業でもあります。ExactFlatを使う前は、何週間もかけて大まかなパターンを作成し、トリミングし、しわや隙間ができないように調整していました」と語っています。

ステップ3: 3Dデザインを2Dデザインパーツへの変換
最後に、3Dモデルに材料の特性や繊維方向を割り当て、実際の素材の挙動をシミュレーションしながら正確な2Dパターンを生成します。
「これは以前はプロセスの中で最も困難な部分でしたが、ExactFlat を使用すると、今では最も簡単なステップになります」と デイヴィッドソン氏は語ります。
結果
ExactFlat をワークフローに統合することで、Carbon Marine社は生産時間を 60% 短縮し、大幅なコスト削減を実現できました。

デイヴィッドソン氏は、「ExactFlatの導入とその他のプロセス改善により、期待以上の結果と時間の節約を実現しました。今後さらにデジタル化を進めることで、2週間半ほどまで短縮できると確信しています」と語っています。
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システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。


■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
 ・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
 ・3Dプリンター / 3Dスキャナー
 ・工作機械
 (マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
 ・3D技術代行サービス
■HP:https://systemcreate-inc.co.jp/

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