海遊館前イベント広場で11月20日、冬のイルミネーション「海遊館イルミネーション」が始まった。
大阪港の冬の風物詩として知られる「海遊館イルミネーション」の開催は、今年で16回目。きらびやかな青色装飾の印象が強い海遊館だが、今年は海遊館30周年記念装飾として、「人と人のつながりや温かさ」を表現し、「コロナ禍でも海遊館にお越しいただくお客さまへの感謝と全ての人へのエール」を込めて、「あんどん」形式の間接照明で温かさを演出した。
海遊館の壁面には、高さ20メートルのツリー型の装飾を設置。装飾は、毎日17時~21時50分まで、10分ごとに約2分間の音楽と光の演出を行う。演出は2パターン用意し、交互に展開。演出が始まると、カメラを構える客や、足取りを止めて演出に魅了される客が多く見受けられた。そのほか、滑らかな曲線のゲート、丸みのあるオブジェを広場に点在させる。
海遊館イルミネーションの開催に合わせて、17時以降、海遊館の入館チケットが割引になるウェブ限定の「イルミネーションペアチケット」(大人用)を期間限定で販売する。価格は4,500円。
広報の山田樹子さんは「海遊館での鑑賞はもちろん、海遊館を後にした光の世界でも癒やしのひとときを過ごしてもらえたら」と笑みを浮かべる。
来年2月28日まで(1月13日・14日を除く)。観覧無料。