暮らす・働く

築港・天保山エリアで「天保山まつり」-復元船を曳く企画も

菱垣廻船を引っ張る様子(写真=昨年の様子)

菱垣廻船を引っ張る様子(写真=昨年の様子)

  • 0

  •  

 大阪市港区の築港・天保山エリアで11月3日、「第7回 え~やん!天保山まつり」が開催される。

復元された「菱垣廻船」

[広告]

 地域の魅力の創出と発信をテーマに開催。今年で7回目となり、住民、NPO、地元企業などが参加する地域密着型の市民協働、官民連携イベントとして定着してきた。

 イベントの見どころは、天下の台所・大坂を支えた菱垣廻船(ひがきかいせん)を復元した「浪華丸ヒガキくん」を大勢の曳き手が引っ張り、港住吉神社(10時45分)から赤レンガ倉庫(11時~)を経由し、港商店街・天保山商店街(12時~)へと進み、海遊館横のサンセット広場(14時~16時30分)まで約4時間かけて進む「菱垣廻船パレード」。途中数カ所でセレモニーや、公式サポーターのトミーズ健さんによる餅まき、地元中学校の吹奏楽部によるパフォーマンスなども予定する。

 「浪華丸ヒガキくん」は旧「なにわの海の時空館」に展示されていた3分の1(全長約10メートル、幅約2.8メートル、重量約4000キロ)と10分の1(全長約3メートル、幅約1.5メートル、重量約150キロ)スケールの菱垣廻船の模型。地元住民のほか、一般からも曳き手を募集している。公式サイトで受け付けており、残り約20人を先着順で募集中。

 今回初の試みとして、まつり開催エリアの一部をコスプレーヤーに開放する。「帆船型観光船サンタマリア」のデイクルーズが半額(コスプレーヤー限定、先着100人、要予約)になるほか、サンセット広場、天保山大観覧車(別途利用料が必要)、港住吉神社、築港高野山、港商店街を「コスプレ開放エリア」とし、コスプレーヤーの来場を促進する。参加費は、コスプレーヤー=500円(更衣室・クローク利用料を含む)、カメラマン=500円で、天保山大観覧車横の乗船ターミナルで参加を受け付ける。開催時間は11時~17時。

 そのほか各エリアでは、インラインスケート現役世界チャンピオン「安床ブラザーズ」のハーフパイプショー、クラシックカーの販売、特産品販売コーナー、キッチンカー&フードブースも出店する。

 イベントの開催時間は10時30分~17時。少雨決行、荒天中止。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース