海遊館のオフィシャルミュージアムショップが2月20日、海遊館エントランスビル(大阪市港区海岸通1、TEL 06-6576-5600)2階にリニューアルオープンした。
ペットボトルを100%再生利用して作られた「エコバッグ(サスティナバッグ)」
2019年8月より、トイレやドリンクスタンドなど各エリアの改装を行ってきた同ビル。今回オープンしたオフィシャルミュージアムショップで、リニューアルが全て完了した。ショップデザインのコンセプトは「水上散歩」。床は青色のタイルをグラデーションになるよう敷き詰め、太陽光が差し込む時間帯には、輝く水面を散歩している感覚を味わえる。壁を最小限に抑え、開放的な空間で買い物を楽しめるようにした。
店舗面積は約410平方メートルで営業。約4000種のグッズが並ぶ。改装に当たり、ショップバッグの素材をプラスチックから紙に変更し、デザイナー・野津(のつ)萌さんとのコラボレーションでペットボトルを100%再生利用して作られた「エコバッグ(サスティナバッグ)」(ビッグ=495円、スモール=385円)を新たに販売。近鉄百貨店(大阪市阿倍野区)百貨店事業本部FC・店外ショップ営業部長の名倉昌男さんは「大きいバッグでペットボトル約5本分を再生利用している。SDGs地球環境保全の意識をお客さまにも発信していけたら」と話す。
さらに、軸原ヨウスケさん、武田美貴さんによるデザインユニット「コチャエ」とのコラボレーションによる、海遊館の生物をモチーフにした折り紙も新登場。40センチの折り紙で大きなオブジェを作ることができる「大きなおりがみ」(3種、605円)と、指人形として遊べる「指人形おりがみ」(10種、715円)の 2 種類を用意する。そのほか、モロゾフ(兵庫県神戸市)とコラボレーションした「リーフクッキー」(540円)や、福壽堂秀信(大阪市中央区)とコラボレーションした「海のなかまたち干菓子」(972円)など、各企業とコラボレーションした商品も多数そろえた。
施設部長兼飼育展示部部長の武田勇人さんは「オフィシャルミュージアムショップは、展示を見終えたお客様が最後に立ち寄る場所。最後のひとときまでお楽しみいただき、お土産だけでなく思い出も持ち帰っていただければ」と話す。
営業時間は、10時~20時。