工場見学や観光スポット巡りを組み合わせた「大正・港オープンファクトリー」(06-4394-9942)が11月15日・16日、開催される。
「区内で操業するものづくり企業と町の魅力を発信しよう」と2017(平成29)年に初開催。2回目の昨年は延べ160人が参加した。参加者からは「工場地域で治安の悪い大正区のイメージが変わった」「実際に自分の目で見て体感して感動した」「現場を見て商品に対する理解やありがたみが深まった」などの声があったという。
参加者は13コースの中から希望のコースを選び、事前に申し込みを行う。工場の自動化をコントロールする制御盤等を制作する日本電機研究所(大正区泉尾7)や産業の命綱と言われるワイヤロープを加工する中村工業(泉尾6)、世界の自動車の4台に1台は搭載されている樹脂部品用金型を開発する福井精機工業(鶴町1)など、普段見ることのないものづくりの現場を職人と同じ近さで体験できる。
大正区役所の前田陽史さんは「普段開放していない工場と町の魅了スポットを巡って、大正区・港区を肌で感じていただけるのでは」と参加を呼び掛ける。
開催時間はコースにより異なる。参加無料。荒天中止。