海遊館前イベント広場で11月9日、冬のイルミネーション「海遊館イルミネーション」が始まった。
大阪港の冬の風物詩として知られる「海遊館イルミネーション」。「光の海」を表現したイルミネーションは今年で14回目になる。今年は、今年3月にリニューアルしたクラゲエリア「海月銀河」をテーマに、高さ約10メートルの「クラゲツリー」を設置。ツリーは、クラゲのオブジェを間接照明で照らし、クラゲ型のウィンドチャイムの音に反応して、光の色が変わる仕組みを楽しめる。「サンセットゾーン」では、クラゲをイメージした丸く柔らかな光が浮かぶ。
同イルミネーションの顔でもある約20メートルの巨大ジンベエザメオブジェは、ジンベエザメを取り囲むように光の波をイメージしたイルミネーションを設置し、まるで自身が海の中にいるかのような空間を演出する。15分ごとに約2分間の音楽と光の演出も行い、「大海原を旅するジンベエザメ」と「銀河を漂うクラゲ」の2パターンの演出を楽しむことができる。
ツリーやジンベエザメ以外にも、3つのステージに分かれてイルカ、ペンギン、クラゲの行灯照明を設置。ステージに近づくと、生き物たちの声や海中をイメージした音を楽しめる遊び心も。足元には波照明がともり、静かな光の波の様子を表現したという。
広報の西村早苗さんは「今年のイルミネーションは、あんどん照明や波照明などの柔らかな光が特徴。ぜひ癒やされて」と来場を呼び掛ける。
実施時間は17時~22時。来年3月3日まで(1月16日・17日、2月20日・21日を除く)。