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北加賀屋で巨大アート展「オープンストレージ」 5周年記念シンポジウムも

オープンストレージ2016の展示風景

オープンストレージ2016の展示風景

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 大阪・北加賀屋の大型アート作品の収蔵庫「MASK」(大阪市住之江区北加賀屋5)で10月6日から、巨大アートの作品展「オープンストレージ2018」が開催される。

高さ約7メートルの巨大な人形「ジャイアント・トラやん」

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 約1000平方メートルの広さの鋼材加工工場の倉庫跡地を活用し、現代美術作家の大型アート作品の収蔵や展示、制作ができる場所として2012年にオープンした同所。同展は、収蔵作品の一般公開として2014年から実施しており、毎年約2500人の来場者がある人気イベント。今年は会期を短くし、10月6日から8日までの3日間と、11月11日に近隣のイベントに合わせて公開する。

 展示作品を手掛けたアーティストは6人。宇治野宗輝さんによる車を使った作品や、やなぎみわさんによるトレーラーをステージに見立てた作品など、スケールの大きい作品が並ぶ。開催当初から展示している高さ約7メートルの巨大な人形「ジャイアント・トラやん」も登場する。

 今年は5周年を記念したシンポジウムを8日(14時~17時30分)に開催。森美術館館長の南條史生さんによる講演や、パネルディスカッションで工場や走行、校舎がアートの実験の場となる意義と可能性について討論する。そのほか、小学生から参加できる鑑賞ツアーも実施。専門のナビゲーターが、参加者の作品への印象・疑問・気付きなどを引き出しながら巡る対話型ツアー。6日と7日で各回約45分・6回開催。

 開催時間は12時~18時。入場無料。

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