大阪南港のATC(アジア太平洋トレードセンター)ITM棟11階にある「ATCエイジレスセンター」(大阪市住之江区南港北2)で5月3日~6日、「食品サンプル展2018」が開催される。
食品サンプルを日本で初めて事業化したといわれる、岩崎瀧三さんが1932(昭和7)年に創業した老舗食品サンプルメーカー「いわさき」(東住吉区)が主催する同展は今年で5回目。毎年約1600人が訪れるという。
会場では、「いわさき製作スキルコンペ」で同社の制作員が技術を競い合った作品約70点を並べる。今年は「世界各地の料理」をテーマに、スウェーデン料理の「スモーガストルタ」、韓国料理の「ケジャン」、落ちかけのラクレットチーズを表現した作品などが並ぶ。「おもしろ撮影コーナー」では、1辺約50センチの「おにぎり」や「骨付き肉」といった食品サンプルを紹介。実際に手に取って撮影できる。
体験コーナーでは、揚げたての天丼(1,500円)、アイス(1,000円)の食品サンプル作りが体験できる(要予約、空きがあれば当日申し込み可)。本物の食品と食品サンプルを見分ける「ホンモノはどれ?クイズ」、オリジナルサンプルグッズ類の販売も展開する。
同社SP課の菅本裕子さんは「普段ショーケースに入っている食品サンプルをご覧いただける。食品サンプルを広めた当社の技術を楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は11時~17時。入場無料。