海遊館(大阪市港区海岸通1)前イベント広場に4月17日、海の生き物が空を舞う「オリジナルのぼり」が登場した。
「こどもの日」に先駆けてディスプレーする「オリジナルのぼり」は2016年に始まり今年で3回目。海遊館と天保山マーケットプレースの上空約100メートルにわたり、海の生き物をモチーフにした「オリジナルのぼり」を連ねて来場客を楽しませている。今年は15種類25体の海の生き物が空を舞う。
「オリジナルのぼり」の始まりは、大きな魚の後ろを小さな魚がついて泳ぐ性質を利用したカツオの漁具に着想を得たのがきっかけ。今年は、3月にオープンした新クラゲエリア「海月銀河」を記念して「クラゲのぼり」が仲間入り。そのほか、「カクレクマノミ」「カリフォルニアアシカ」など8種類の仲間も新登場。来場客は、のぼりに向かってカメラを構えたり、名前を発したりして楽しんでいる。
広報担当の村上寛之さんは「『オリジナルのぼり』を通じて、子どもたちが海の生き物に興味を持ってもらえたらうれしい。ゆくゆくは春の名物になれば」と話す。
強風時は中止。5月31日まで。