大阪港天保山客船ターミナル(大阪市港区築港3)に3月15日、世界一周する英国豪華客船「クイーン・エリザベス」が入港した。
初代クイーン・エリザベス号の寄せ木細工が目を引くロビー(関連画像)
クイーン・エリザベスは世界一周する英国の豪華客船として人気の高い船で、同船は3代目。総トン数は9万901トン。全長は294メートル。定員数は2081人。
同船が大阪港に入港したのは今回が2回目。2016年に初入港した時には、大阪港・天保山エリアに7万人を超える人が見学に訪れた。今回は初の「大阪発着クルーズ」(区間クルーズとして初実施)を歓迎して、15日と22日に「入港歓迎セレモニー」や「航海安全祈願祭」などのイベントを開催し、エリア全体で歓迎した。
クルーズプラネット(東京都渋谷区)取締役西日本営業部部長の千原康裕さんは「年々様々なクルーズ客船が来航するが、クイーン・エリザベスとなると取り分け港が大変賑わい、活気に満ち溢れる。この様が話題を呼び、クルーズ需要を助長していくきっかけになれたら」と期待を寄せる。
日本出発後は12ヵ国を回る予定。