Peach Aviation(大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1)は3月1日、大阪(関西)―新潟線の新路線を開設した。
泉佐野市の公式キャラクター「イヌナキン」(左)と新潟県の宣伝課長「トッキッキ」(右)
新潟空港のLCCの受け入れは初めて。1日1往復で、片道で通常4,190円~。定員は180人。森健明副社長は「さらなる地方路線の拡大を目指す。今まであまり行っていない地域もインバウンドが訪れることも増えるのでは」と話す。
出発フロアで行われた就航セレモニーでは、新潟県の宣伝課長「トッキッキ」と泉佐野市の公式キャラクター「イヌナキン」がかけつけ、関空から新潟に飛び立つ客を同社のスタッフと共にハイタッチで見送った。悪天候により遅れは見られたものの、新潟へ飛び立つ客は笑顔で飛行機に乗り込んだ。初日の搭乗率は約8割だったという。
新路線開設を記念し、機内食「PEACH DELI」を同日から新潟グルメを盛り込んだメニューに刷新。新潟名物の笹ずし、へぎそば、タレカツが同時に味わえる弁当「笹寿司(ずし)弁当」(1,300円)や、米袋を手のひらサイズにした魚沼産コシヒカリ(2合、600円)など6種類。そのほか、新潟県の日本酒「越後鶴亀」(500円)や「八海山」(700円~)、おつまみ用に新潟限定の米菓「サラダホープ」(300円)も提供する。
同社は2018年4月26日に沖縄(那覇)―高雄線、8月1日からは大阪(関西)-釧路線を就航させるほか、2018年度内に新千歳空港を拠点空港とする予定。森副社長は「新潟はスキーや花火など魅力あふれる観光地なので何度も行ってみて」と呼びかける。